朗読劇「リリーの魔法と好奇心について」開催のお知らせ

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画:はやしはなこ

朗読劇『リリーの魔法と好奇心について』

ついに、あなたは、外へ出た。
ある日、阿佐ヶ谷動物園の檻の外で放し飼いにされていた
アルダブラゾウガメのリリーの姿が見えなくなった。
また会えるように、ぼくは魔法の呪文を唱えた。
ひとりきりになったリリーを、つばめが見ていた。

どんな物語かといいますと:
では皆さん、あなたのいちばん仲のいい動物を思い浮かべてみてください。
近所のネコでも、カラスでも、イエグモでもかまいません。
彼らが何を考えているのか、私たちには永遠にわかりません。
だから、私たちは想像します。
これは、リリーというカメについて勇敢に想像した男の子と女の子、
そしてリリーをどんぐりと勘違いしたつばめの物語です。
もちろん、リリーの魔法と好奇心についての物語でもあるのですが。

出演者プロフィール:
大崎清夏:詩人。1982年神奈川県生まれ。2011年、ユリイカの新人としてデビュー。第1詩集『地面』に続く第2詩集『指差すことができない』で第19回中原中也賞受賞。平易な言葉によって織りなされる寓話的な詩世界で注目される。近著に詩集『新しい住みか』(青土社)ほか。

福留麻里:ダンサー。1979年東京都生まれ。2001年より新鋪美佳と共に身長155cmダンスデュオほうほう堂として活動。独自のダンスの更新を試みる。2014年よりソロ活動を開始。日常的な仕草やくり返せる動き、物の感触や佇まいなど、身近なことに動きのはじまりを見つけて踊る。
福留麻里さんの情報≫

山田亮太:詩人。1982年北海道生まれ。2006年よりヴァーバル・アート・ユニット「TOLTA」(トルタ)として活動。詩の言葉の可能性を拡張する作品群で注目を集める。詩集に『ジャイアントフィールド』、『オバマ・グーグル』(ともに思潮社)。舞台演出の分野でも活動する。
TOLTAの情報 

アルプ:木下美紗都と石塚周太による音楽プロジェクト。2016年公開の映画「知らない、ふたり」(今泉力哉監督)の劇伴音楽を手がけ、サウンドトラックも製作。2016年10月、「横浜音祭り」の一環として、初の音楽会「アルプの音楽会 音の顔と性格」を横浜STスポットで開催した。
アルプの情報≫

作者より:
阿佐ヶ谷アートストリート2018の参加企画として、一夜限りの朗読劇公演を発表することになりました。音楽を、草が育つような音色を奏でるアルプのふたりが演奏し、ダンスを、豊かなからだで林や川をえがく福留麻里さんが踊ります。朗読は、詩人の山田亮太さんとご一緒します。

 実は、2月に出版した詩集「新しい住みか」の最終的なコンセプトを決めるきっかけになったのが、去年の夏にニュースで見た、ゾウガメの脱走事件でした。今回の公演では、詩集の冒頭におさめたそのゾウガメの詩をひらいて、ささやかな物語をつくりました。会場には、久遠キリスト教会の礼拝堂という、その場所そのものが神聖な森のような空間をお借りします。
動物の集会に、こっそり混ざるような気持ちで、お立ち会いいただけたら幸いです。

朗読劇「リリーの魔法と好奇心について」
作・演出・出演:大崎清夏
出演:山田亮太、福留麻里
音楽:アルプ(木下美紗都、石塚周太)

日程  :2018年5月11日(金)18時半開場・19時開演
会場  :久遠キリスト教会

     166-0001 東京都杉並区阿佐谷北2-25-8
チケット:3,000円
オンライン予約サイトTIGETにてご予約ください。           https://tiget.net/events/24405
お問合せ:anagumasha@gmail.com(アナグマ社)
主催:阿佐ヶ谷アートストリート2018
後援:ポルトガル大使館、キプロス共和国名誉総領事館、杉並区
協賛:タキロンシーアイ株式会社、第三企画株式会社
助成:杉並区、朝日新聞文化財団

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